特定のスクリプトを定期実行したいケースがあったため、指定の時間でコードを実行する方法を紹介します。
今回はcronという機能を使っていきます。
開発環境について
【ハードウェア】 RasberryPi $python -V Python 2.7.16
目次
cronが有効になっているかどうかを確認
pi@rasberrypi: ~ $chekconfig cron >>cron on
上記の通り「cron on」と表示されていれば有効になっているので、問題ありません。
「cron off」と表示されている場合は以下実行して、有効化してください。
pi@rasberrypi: ~ $sudo systemctl enable cron
cronの設定
crontabを起動し、ルールに従って内容を修正して設定します。
pi@rasberrypi: ~ $crontab -e
crontabの書き方
以下ルールに従って、それぞれの項目をスペースで区切って設定します。
crontabを開くと、初期状態では全てコメントアウトされている状態になっているので、その一番下に記載するとよいです。
「分[0-59] 時[0-23] 日[1-31] 月[1-12] 曜日[0-7] 実行内容」
※細かい設定
範囲指定:ハイフンで設定「1-12, 2-4」
複数指定:カンマで区切って設定「1-12, 2-4」
実行間隔:このように記載「*/5」#5分間隔
※書き方例
0 9 1 1 * python /home/pi/Desktop/camera.py #1月1日9時0分にcamera.pyを実行する 0 9 * * 1-5 python /home/pi/Desktop/camera.py #月曜日から金曜日まで、9時0分にcamera.pyを実行する */15 * * * * python /home/pi/Desktop/camera.py #5分ごとにcamera.pyを実行する @reboot python /home/pi/Desktop/camera.py #起動時に毎回、camera.pyを実行する
設定後は書き込み(保存)をしましょう。
まとめ
今回はPythonコードを定期実行する方法についてまとめました。
是非活用してください